部屋探しの際に見学した物件数平均3.4件。 進むネットでの部屋探し、ポイントはお値段以上!

2016年5月実施の賃貸契約者に見る部屋探しの実態調査(㈱リクルート住まいカンパニー)によると、部屋探しの際に見学した物件数は平均3.4物件。昨年とほぼ同程度。見学数「0件(見学していない)」は9.5%、「1件」は15.2%で、約10人に2.5人がネットで部屋探しを完結させている傾向がうかがえます。全体でみても、契約のために見学した約6割の方は見学物件数3件以下です。

 ネットでの部屋探しへの対策は、まずは絞りこんで検索されても残る物件にすることです。
入居者はまず家賃=予算で検索し、次に設備・サービスで絞りこみを行います。
今の入居者ニーズは、あって当たり前の”実家仕様”の設備・サービスで実家以上の快適な暮らしを希望します。日当たりが悪い、立地が悪い、築年数が経っているなど物件に欠点はつきものですが、その他の要素で競合物件と比較し、対策を立てます。対策を打つ設備・サービスはお値段以上がポイントです。

今の時代多くの商品が 価値 ≧ 価格 (値段相応、値段以上) でないと売れていません。
⇒価値を上げて1以上にするか、価格を下げて1以上にするか、複合で1以上にするか、の選択に
なります。