管理会社に委託かオーナー管理か?メリットデメリットをご紹介
物件のスタイルは大きく分けて3種類
賃貸アパートマンションを所有した場合、様々な業務が発生します。リフォームは自分で行いたいというオーナー様もいらっしゃいますが、入居募集から契約書類等の作成、家賃管理や更新、退去業務、それに加えて各種クレーム対応など、ご自分ですべてをこなすのはとても大変です。
多くのオーナー様は不動産会社に業務を委託するのですが、大きく分けて3種類のスタイルがあります。
一般管理
一般管理というのは、管理業務のほとんどをオーナー様が行い、不動産会社に入居募集業務のみを依頼するという方法です。オーナーの自宅と物件が同じ敷地内や近い距離にあって目が届く場合などによくある形態かと思います。
メリット
- 家賃集金やクレーム対応などを通じて入居者様がどんな人物なのかを把握できる
- 不動産会社に管理料を支払わなくてよい
- リフォームの業者選定などが自由にできる
デメリット
- 家賃集金、滞納の督促などを行わなければならない
- 退去者様との精算交渉も自分で行わなければならない
- 入居者クレームの対応を自分でしなければならない
- 不動産仲介業者に1社1社、定期的(最低2週間に1回程度に空室募集情報を送らなければならない
(一般)専任契約
専任媒介が一般媒介と違うところは、入居者募集業務を1社のみに依頼するという点です。家賃管理まではお願いしたくないが、不動産会社の窓口も極力1社にまとめたい場合に選ばれます。
メリット
- 家賃集金やクレーム対応などを通じて入居者様がどんな人物なのかを把握できる
- 不動産会社に管理料を支払わなくてよい
- リフォームの業者選定などが自由にできる(退去清算を自分で行う場合)
- 複数の不動産会社に空室情報の連絡をしなくてもよい
- 専任業者が空室状況の問い合わせ管理をしてくれるので、複数の不動産会社から空室確認の電話がかかってこない
デメリット
- 家賃集金、滞納の督促などを行わなければならない
- 退去者様との精算交渉も基本的には自分で行わなければならない(専任業者に依頼する場合もあります)
- 入居者クレームの対応を自分でしなければならない
管理委託
管理委託をすると、様々な賃貸物件の貸主業務が効率的に行われます。入居募集から各種帳票を用いた書類作成および契約締結、物件美化活動、クレーム対応、修繕対応などの賃貸管理の一連の流れすべてを任せることができます。
メリット
- 賃貸管理のわずらわしさから解放される
- お金の管理は毎月送られてくる収支報告書に集約される
- 入居者と直接かかわらなくても済む
- 人気のリフォームや必須設備の導入など、入居促進に関する情報を得ることができる
デメリット
- 管理費用の支払いが発生する
まとめ
オーナー様の状況によって、どのスタイルが適しているのかは異なります。「集金や督促はやりたくないが、リフォーム内容は自分で考えたい」「オーナー業務はほとんど問題ないが、空室の募集は1社のみに任せてしまいたい」など、よろしければフソーにいちどご相談ください。
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