賃貸管理業務内容(集金業務編)

賃貸管理のメインというべき業務が賃料等の集金業務になります。

管理を委託されている物件については毎月決まった日までに借主から家賃を集金し、当月20日にオーナー様の口座へ振込します。

集金業務の中でもいくつかの種類やポイントがありますのでそれらを説明します。

集金保証

集金保証というのは、オーナーへの送金日までに契約者から賃料が支払われなかった(延滞している)状態でも、管理会社が未収金分を立て替えてオーナーに送金するというものです。家賃滞納が常習化してしまう入居者などの場合、自主管理のオーナー様ですと毎月苦労しなければなりませんが、集金保証管理の場合は管理会社が確実に集金しますので、滞納については一切考えなくても済みます。

連帯保証人と家賃保証会社

居住用物件の個人契約の場合は、弊社では連帯保証人による新規契約は一切行わず、家賃保証会社による保証委託契約を受けて頂いています。これは、家賃の滞納があった場合、期日までに家賃保証会社に申告をすれば速やかに当月家賃が(保証会社から)支払われるというものです。

これを受けるにあたり、「保証料」が発生します。保証料は「初回契約時保証料」と「月額保証料」もしくは「更新料」の2本立てとなっており、いずれも契約者様が負担します。

保証会社もたくさんの会社があり、クレジット会社の家賃保証もあれば、賃貸保証専門会社もあります。入居希望者様はこれらの会社の審査を通過しなければ契約が承認されません。

連帯保証人については、保証人の高齢化に伴う保証能力の問題や退去時のトラブルも多く、現在ほとんどのアパート管理会社は積極的には採用していません。

月次収支報告書の送付

毎月、「月次収支報告書」を郵送しています。該当月の収入と支出、入退去の状況などを報告致します。

収入項目

月次の主な収入としては、家賃、共益費、駐車場代、水道代などがあります。物件によっては自治会費、ケーブルテレビ使用料、ごみ処分費などを入居者様より集金し、ご送金します。

新規契約時は当月賃料に加え、退去修繕費(弊社預りの敷金以外)をご送金しています。

支出項目

支出は様々な種類がありますが、管理料、修繕費、募集推進費、その他発生した立替え費用などを必要に応じて収支より差し引きさせて頂きます。

年間収支報告書の送付

12月には、1年間の収支をまとめた「年間収支報告書」を送付させて頂きます。確定申告などにご活用頂きます。

修繕の手配について

設備クレームなどが発生したら、まず状況確認をして契約者様の過失の有無、被害の範囲を明らかにし、修繕が必要な場合は見積もりを作成します。原則的にオーナー様には金額を確認して頂いた上で修理の手配を致しますが、緊急を要する修理などの場合は事後報告になる場合もあります。

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